腰痛

人の体は歩くために進化して来ました。
背骨、骨盤、足など四足歩行時代とは見た目の外形だけではなく、体を支えている骨の一つ一つまで完璧といってよい程、歩行に適した形になっています。
つまり歩いている限り何の不調も起こらないというよりは、歩く事により全ての機能が正常に働き、健康でいられる様に出来ています。
古くから狩猟生活を続けるタンザニア・ハッザの人々は獲物を追って毎日平均30km近くを歩きますが、腰痛とは無縁だと語り、❛腰痛になるあなたたちは何か悪い病気を持っているのではないか？❜と不思議に思われます。
これ程多くの人が腰痛を抱えている私達日本人から見ると逆に有り得ないように思えますが、彼らの暮らしの方が自然であり、我々現代社会の中で生活している日本人は非常に不自然な暮らしなのかも知れません。
確かに移動(交通)手段は自分の足よりも様々な乗り物を利用し、歩く道さえ障害物はすべて取り除かれ、体のバランスを崩したり立て直したりする事がないように人工的に整備されています。
本来の体は自然の中の生活に適した構造に出来ていますが、現代社会では自然の中で生活しているとは言えないですね。
で、われわれ日本人は日中の生活の中で体はどんな状態で過ごしている時間が長いのかと考えてみると、歩いている時間よりも座っている時間が遥かに長く、移動する時も歩く事が殆ど無く乗り物の中で座っているので、90％以上の時間は座っている状態といえなくも無いと思います。
・・という事は、その長時間座っている事が腰痛と何か関連があるのでしょうか？
1976年にスウェーデンで発表された研究によると、被験者に様々な姿勢をとらせて腰椎にかかる圧力を検査した結果、直立姿勢を100％とした場合に仰向けの姿勢では25％、ところが座って前かがみ姿勢になると185％もの圧力が掛かっていました。
それはまさに私達が日常良く目にするスマホを見ている姿勢。
立っている時は股関節や膝などにも重力が掛かり分散しているが、座っていると分散されずに骨盤に直接重力が掛かり、腰の負担が更に大きくなってしまう。
それが原因みたいですが、現代の腰痛は病院での検査によると95％以上の原因が不明。
つまりそれだけではないようです。
原因不明という事は原因が現代医学の考えには全くない事。
自然な状態で歩いている時には多少なりとも腰は左右に捩じられています。
しかし座っている時は捩じられたり動く事は殆どありません。
その結果重力の負担によりかかる圧力を支え続けている腰の筋肉が使われる事により作り出されている老廃物は筋肉が伸び縮みしないのでその場所に溜まり続けてしまいます。
それこそが現代社会における慢性腰痛の原因。
立ち上がった時に腰を伸ばすと、溜まった老廃物が邪魔をして筋肉が伸びない為に引っ張られて痛みを感じる。
そうではありませんか？
老廃物という考えがなく、骨の異常にしか着目していない現代医学で幾ら検査しても原因が見付からない訳です。
その証拠に多少なりとも腰を揉む事により老廃物が流れて行くと、筋肉が伸びやすくなるので痛みが軽減される筈。
成程そうだったのですね。
でも揉むと更に悪影響がありその場だけは楽になりますが、深部筋肉は圧力で硬くなるので肩こりと同じく益々悪化して行きます。
徳島の整体のワイルドボディでは直接腰部を揉むような事は行なわず、優しく揺らす事により少しずつ老廃物で硬くなっている筋肉を弛緩させて行きます。
すると揺れ幅が段々大きく変わり、筋肉組織の間に溜まっていた老廃物は自然に排出され、腰の曲げ伸ばしを行なっても殆ど痛みを感じない楽な状態に戻ってしまいます。
揉むよりも明らかに短時間で改善出来、その後の良い状態が長続きします。

何処に行って何をしても再発する腰痛でお悩みの方、是非一度徳島の整体のワイルドボディの腰痛改善法を召されてみては如何でしょうか？

今後の人生が変わるかも知れません。